治療内容
頻尿、尿漏れでお困りの方、快適な生活を取り戻すために、
まずは第一歩を踏み出してみませんか。
前立腺癌、膀胱癌などの各検査も迅速に施行し、
早期発見に努めております。
当院の治療内容
このような症状、疾患でお悩みの方はの方はご相談ください。
頻尿
膀胱炎、過活動膀胱、前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱癌、尿路結石、糖尿病など、様々な原因で出現します。検尿や簡単な超音波検査での診断で、適切な内服で症状の改善が期待できます。（もっと早くくればよかった、と言われる方も多いです）
尿もれ
主に腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、機能性尿失禁、溢流性尿失禁のタイプに分けられ、それぞれ治療法が異なります。お薬だけではなく、骨盤底筋体操などによっても改善がみられます。
血尿
特に痛みなどの症状のない血尿は泌尿器科癌のスクリーニングが必要です。必ず受診してください。健診での尿潜血を指摘された方もほとんど病的なものはありませんが、数％の割合で泌尿器科癌が発見されることがあります。一度受診されることをお勧めします。
排尿障害
前立腺肥大症・前立腺癌や、脳卒中後遺症、女性では骨盤臓器脱（膀胱瘤、子宮脱、直腸脱）などが原因となることがあります。
前立腺肥大症
前立腺肥大症の頻度は、年齢とともに高くなり、50歳からより増加します。
50歳で30％、60歳で60％、70歳で80％、80歳では90％にみられますが、そのすべての方が治療を必要とする症状を伴うわけではありません。前立腺の肥大と排尿症状を伴い、治療を必要とするいわゆる前立腺肥大症の頻度は、その1/4程度と言われています。
治療はまずは薬物治療をおこない、十分な治療効果が得られない場合は内視鏡的手術をおこないます。
前立腺癌
男性の癌罹患数では、2020年には肺がんに次いで2番目になると予想されています。
早期発見のためには、血液検査により腫瘍マーカーであるPSAを測定することが大切です。
50歳以上の方はぜひ定期的に前立腺癌検診にお越し下さい。
| 年齢 | 50～64歳 | 65～69歳 | 70歳以上 |
|---|---|---|---|
| PSA基準値(ng/ml) | 3.0以下 | 3.5以下 | 4.0以下 |
尿路結石症
腎結石や尿管結石、膀胱結石などの尿路にできる結石で、尿管結石では突然の血尿や、強い腰痛・腹痛を発症することがあります。夏場の暑い季節に患者さまが増加します。また再発することが多く、遺伝性もあります。当院でのX線写真、超音波検査でほとんどは診断でき、小さい結石であれば、薬物治療で自然排石も期待できます。
男性更年期障害、LOH症候群
男性も女性と同様に加齢とともに更年期障害を生じることがあります。症状としては抑うつ、易疲労感、性欲低下、ED(勃起障害)、認知力障害、睡眠障害など様々です。なかでも男性ホルモンの低下により症状を認めるものをLOH症候群と呼びます。まずは血液検査を行い、飲み薬、注射薬、塗り薬などを検討させていただきます。
骨盤臓器脱（女性泌尿器科）
加齢に伴って、膣から子宮や膀胱、直腸などが出てくる病気です。これにより排尿障害や、膀胱炎、時には腎機能低下といった合併症が出現してきます。治療はまずリングペッサリーやフェミクッションといった簡単な治療用具での対処が可能です。根治的手術を希望される方は専門性の高い近隣施設へ紹介させていただきます。
自費診療
ED(勃起障害)
具体的には積極的にバイアグラ、シアリス、レビトラなどのPDE5阻害薬を使っていきたい方は、必要な問診と説明で服用可能と判断された方には直ちに処方を行います。一方で不安や緊張でうまくいかないことを気にかけておられる方には、ゆっくりとご相談させていただきます。また、ネットなどでの通信販売は半数が偽物という調査もあり、安全上おすすめできません。
